永代供養と永代使用料は、同じ永代という言葉が入っているために誤解が生じやすいのですが、この2つには違いがあります。
永代供養とは、遺骨を永代にわたって供養しますという意味です。一方、永代使用料とは、お墓や墓所を永代にわたって使用することができるという意味です。
同じように見えても違いがあることが分かるでしょう。永代供養では、あくまで永代にわたって供養するということであって、お墓や墓所を永代にわたって使用できるわけではありません。ある一定の年月が経過すれば合祀されるということになるでしょうし、場合によっては故人だけのお墓や墓所などはなく最初から合祀されることもあります。
ただしこれはあくまでも基本であって、寺院によっては異なる定義をしていることもありますから、しっかりと確認することが先決です。